
17匹のロバと坊さん
2024年09月12日(木)
ある日、長男、次男、三男を残して父親が亡くなりました。
遺産として17匹のロバがいました。
遺言には、「長男には1/2のロバを与える。」また、「次男には1/3、三男には1/9を与える」とありました。
兄弟三人は、ロバの牧場でどうやって分ければよいか悩んでいました。
そこに、1匹のロバを引いたお坊さんが通りがかりました。
何やら困っていそうな三人に、お坊さんは話しかけ、事情を聞きました。
話を聞いたお坊さんは、その牧場に自分の連れてきたロバを入れました。
そして、長男に1/2にあたる9匹、次男に1/3の6匹、三男に1/9の2匹を与えました。
息子たちに与えられたロバは、9+6+2=17匹。
お坊さんは、元々連れてきた自分のロバを1匹連れて去って行きました。